世界地図を読みながら

地球を動き回ってないと落ち着かない日常

エアアジア・ジャパンで仙台へ行ってきた 名古屋✈仙台

2019年8月8日に新規就航したエアアジア・ジャパンの名古屋(中部)~仙台線。

セントレアを拠点とする貴重なLCCなのでご祝儀の意味合いも込めて仙台まで飛んできました。

 

セール運賃争奪戦

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今回の新規就航セールは中日新聞等で報道された後、7/9に就航が正式発表されその日の午後6時から始まりました。正式発表からすぐのセールだったので面食らった方も多かったのではないでしょうか。

 

私は気が付いてすぐに検索して何とか土曜日の午後便を確保。

さすがに朝便は取れず、夕方便でしたが運賃1770円、諸税390円、支払手数料150円で合計2310円と激安でした!ちなみに搭乗前日に座席指定をして450円加算されています。支払手数料はVISAなどは500円のところ銀聯カードなら150円。おすすめです。

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復路は仙台で一泊して帰ろうかと思いましたが、仙台の宿泊費が思いのほか高かったので全日空で伊丹にとんぼ返りすることに。

 

まさにエアアジアに乗るための航空券。

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ちなみにエアアジアジャパンのどの路線にも就航約一か月以内には乗ってます!

新千歳線は2017年10/29、台北線は2019年2/1就航。

(尚、リピートが無い点に関しては察してください。)

やはりセントレア拠点なのでなんとなく乗ってしまうんですよね。

 

まずはセントレアから

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旅の始まりはセントレア(中部国際空港)から。土曜日で暇だったので三時間前くらいに着いちゃいました。日本航空、全日空、スカイマーク、ジェットスターが並んでます。

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前の便は仙台から12:05に到着したDJ25便。そのまま仙台便になります。

 

エアアジアのカウンターは国内線の一番端っこ。ANA、JAL/ジェットスターの彼方、スカイマークのお隣です。

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私はウェブチェックインをしていましたが、ファミリーマートで印刷できなかったので、自動機で印刷をします。

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予約番号、名前を打ち込むと搭乗券(A4)が発券されました。

(ちなみにA4の搭乗券は搭乗ゲート手前で係員により切り取られ、二枚に重ねた状態でホッチキス止めされます)

 

また、ここで問題だったのは、ウェブでの搭乗券と、機械で再印刷された搭乗券の案内が違っていたこと。

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ウェブ発券の搭乗券には預け入れは14:15(出発30分前)まで、荷物のない人も「パスポート情報の登録が必要で14:15までにカウンターに」と書かれています。

エアアジアジャパンの国際線の場合、ウェブでチェックインしていてもカウンターに立ち寄る必要がありますが、国内線なのに必要なの⁉と疑問に思っていました。

これもあって少し早めの時間に行ったのですが再印刷された搭乗券は案内が違っていました。

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預け入れのない人は「直接保安検査場へ」と書かれています。最初から書いておいてくれ…航空券をウェブで発券する時点では国際線と国内線の区別がない模様…

HPの使い勝手も散々ですが、搭乗券に至るまで案内がかなりずさんです。

 

 

搭乗

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いざ東北へ向かいます。

片道7790円、諸税を含めると9000円程度でしょうか。新幹線だと乗り継いで4時間程度かかることを考えると速くて安いですね。

 

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仙台行DJ25便は10番搭乗口から。

 

搭乗開始は20分前の14:25からとのことでしたが、少し遅れました。

この時点で地上係員がA4搭乗券を持っている人に対して、搭乗口で切り離す部分を前もって切り離しておくために待合室を聞きまわっていたり、電子画面のままの人がいるのか尋ねていたり、ゴタゴタした様子。

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搭乗が始まってからも、アナウンスはマイクを使わずに肉声のみ。搭乗口はANAが使っているゲートでは無くてその横の係員通路みたいなゲート、と文化祭感のある搭乗でした。私は後ろの方だったので早くから並びましたが、

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まだドアが開いておらず暑いボーディングブリッジで数分待たされました…

台北行の時はバスで10分程度待たされたし、散々な扱い…

 

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エアアジアの機内は標準的なLCC座席。国内線なら耐えられる狭さ。

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チェックイン前日の段階で、自分の座席を確認したところ真ん中の席だったので、

座席指定料450円を払って後ろの方の座席に。座席指定段階では空席だらけの後方はやはり空席で一人で3列占領できました。ミュースカイよりコスパ良い!

 

仙台へ

セントレアから南に向かって離陸しすぐに旋回。

名古屋市、多治見市の上空を通り信州方面に向かいました。

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恵那市上空。岩村や阿木川ダム、恵那峡が見えます。

 

圧巻だったのは日本アルプス。

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赤石山脈?上空。初秋のアルプスは空気も澄んでいて絶景でした。

小淵沢付近から諏訪湖を眺めると、八ヶ岳上空を越え群馬県栃木県上空を通過、

仙台空港まで一時間の飛行時間でしたがあっという間でした。

 

個人的に、この日の操縦が好みではなく、急旋回を何度も感じてしまい怖い、と感じるフライトでした。体感には当たり外れがあるんでしょうけど、すぐに降りたいと思ってしまうほどでした…

 

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仙台空港に到着。成田第三ターミナルのような、簡易ボーディングブリッジでターミナルへ。あっという間のフライトでした。

定刻16:00到着のフライト、到着したスポットが遠かったためターミナルには16:10頃たどり着きました(歩きに歩いた)

仙台市街へ

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18:55発全日空伊丹便で帰る予定だったので3時間しか時間はありませんでしたが仙台市街まで行って来ました。

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仙台空港16:27-仙台16:54(滞在一時間)17:56-仙台空港18:20

のタイトなスケジュールでしたが仙台駅前の利久で牛たんを食べて漫喫。

仙台には数回来たことあるので今回は短時間で。

 

感想

今回、三度目のエアアジアに搭乗した感想としてはやっぱり外資LCCだな~と言うところ。WEB予約画面の不安定さ、チェックインの案内文から見て取れますが、搭乗時のグランドハンドリングもいまいちですし、とりわけこの航空会社に乗りたいな~と思う会社では無かったです。乗らずに批判するのは何より嫌なので一通りの路線に乗っていますが三回ともそれを感じました。

 

ただ、名古屋~札幌、台北のような競争路線はほかの選択肢があるのでさておき、名古屋~仙台のようなANA独占路線に参入したのは意義があると思います。

一万円程度で仙台まで行けるわけですし、これまでのANAの独占運賃を考えるとかなり安いです。

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9/4時点の一か月先の運賃

最近はJALマイル等でJALやANAにばっか国内線でも乗っていたので、座席指定、荷物預けは有料なことに加え(これは使わなければ回避可)、搭乗券を印刷する必要があるのに、一部コンビニでは対応していなかったり、そもそも公式サイトの情報も日本国内線、海外国内線、日本発国際線がごちゃ混ぜになって何が何だかわからない状態で、とにかく何もかもが煩雑に感じました。

 

個人的にはLCCでもジェットスターのようにアプリで搭乗出来たり、予約サイトも割合使いやすい航空会社を使いたいな~~~と思いました。さすがに、独占路線だとJALANAには気軽に乗れない時もありますしね。

今年から東海地方に戻ってきたので早いうちに小牧空港のFDAも試しておきたいところです。

 

何はともあれエアアジア・ジャパンの三路線目就航おめでとうございます!

金山駅に機内誌が置いてあったり、名鉄名古屋駅に大きな広告があったり、機内食に地元食を出すようなところは素晴らしいと思ってます。