名古屋近郊の犬山市・可児市にある野外民族博物館リトルワールドへ行ってきました。
偽造パスポートで世界旅行してきました!(@リトルワールド) pic.twitter.com/FJFcO43oKo
— Enamin (@kaisokuena) 2019年5月26日
東海地方で育った私にとって名鉄が手掛ける明治村、モンキーパークなどは身近な存在でしたが、なぜかリトルワールドにだけは行ったことありませんでした。
友人知人は口々に面白い!というので半信半疑ながら行ってきました。
まずは車の駐車場は900円。入場料は1800円。
私はメルカリで2枚2000円で買っておきました。犬山駅や名駅の金券ショップでは1枚1100円程度で売られているのでそちらを買っていくのがお得です。
昼過ぎに到着しました。まず迎え入れてくれるのはフィリピンのバス。
3月にマニラへ行った記憶が蘇ってきます。そういえばたくさん走っていた。
リトルワールドの世界案内図。実はディズニーランドよりも広い123万㎡。
日本のテーマパークではハウステンボスに次いで第二位の面積。ちなみに三位は明治村。この日は35度近い気温だったんですが大丈夫か、、、暑い。
昼ご飯を食べていなかったので「ワールドバザールカフェ」で食事をします。
頼んだのはボルシチセット(800円)!トマトスープ風ボルシチとピロシキのセットです。
本場レベル、とまでは言えませんが美味しい昼ご飯でした。ちょっと高めだけど。
ちなみにこのカフェの隣の売店には万国旗が掲げられていました。
リトルワールド、ソ連が存続してて草。 pic.twitter.com/27ZLbxLobC
— Enamin (@kaisokuena) 2019年5月26日
ソ連はまだご健在! マーリンキーミール!
300円でパスポート(スタンプ帳)を買いました。偽造パスポートの旅に出ましょう!
まずは沖永良部の倉
沖縄の住宅。ここではブルーシールや沖縄の飲料品の販売もありました。
アイヌの家。内装まで再現されています
台湾客家の家。かなり精巧に再現されていて本物のよう!と思っていたらどうやら移築のようです。ちなみに外では花文字実演をやっていたりしました。
だいたい各国のゾーンには食事売店があって台湾コーナーでは小籠包やタピオカミルクティーが飲めました。この350円のタピオカは市販の清涼飲料水だったのであまりおいしくなかった。食べ物に関しては本物志向ではない模様。
このあたりからだんだん疲れてきて、見て回るので精一杯に。
インディアンのテント
ペルーの大農園農主の家。宮殿のようで豪華でした。こんな家に住んでみたい。
ここから一度玄関付近に戻ってフィンランドサーカスを見学。
フィンランド人のサーカスを40分間無料で見学できました。
そういえばロシアもサーカスは盛んだけど何か共通点はあるのだろうか。
バリ島の貴族の家。
ここからはヨーロッパゾーンへ。
ドイツのキリスト教会。ほんとうにヨーロッパにいるかのようでした。
こういう教会で落ち着いて佇む時間はとても好き。
バイエルンを再現した区域。外国にいった気分が味わえます。
約3時間半滞在したのですが半分程度しか回れないほど園内は広かったです。
広すぎて園内バスまで走っている。一日券は500円。
ただ建物が展示してあるだけでなく、各国の食事やお土産も売っているのがリトルワールドの面白いところ。どちらかというと西欧や東南アジアなど輸入のしやすい国のものが中心でしたがそれでも一か所でこれだけのものが手に入るのは珍しい。
ロシアゾーンは無かったのですがボルシチが食べられる他、売店にはマトリョーシカも売っていました!
面白かったのは、やはり世界各国の建物。それもこれまで行ったことないような南米、東南アジアなどマイナーな?国のものがたくさんあった事。
ただ、国が飛びすぎて、いったい今どこのものを見ているのか!と混乱してしまうこともあって、理解するのが大変でした。バリ島のものがあったと思ったら急にヨーロッパに飛んでしまうのですから!
私のようにすぐに外国に飛んでしまう人でも、外国に行ったことのない人でも楽しめる場所だと思います。世界へ触れられる玄関口のようなテーマパークで、愛・地球博に近いかな。実際、家族・子供連れやカップルの来場者も多く、民族衣装で撮影をしたり、美味しそうに外国料理を食べていたり、目を白黒させながら展示物に見入っていたり。
半信半疑ながら訪問した私も定価1,800円でこんなに楽しめてしまうのか!と驚きましたし、同行した友人は7000円近くするレゴランドの3倍楽しかったと言い残していました。
ただ開園したのは1983年。今年になってタイゾーンがオープンしたり、リニューアルはされているようですが展示建物が老朽化していたり、展示国が少なかったり(開園当時は冷戦下)現代から見ると、少し物足りないかなあという印象も受けました。
とはいえ、名古屋から一時間以内のテーマパークとしては最高ですが。
ちなみにリトルワールドの敷地は愛知県犬山市と岐阜県可児市に跨っています。
日本一暑い(かった)多治見市の隣。多治見と言わず東海地方の夏は暑いので注意が必要です。
今回は暑い日だったこともあり途中からバテテしまいましたが、次は涼しい日に気合入れて朝から周ろうかな。でもその前に明治村にも行かないと!