世界地図を読みながら

地球を動き回ってないと落ち着かない日常

並んでも自由席に乗りたい!

こんにちは。三連休は行楽日和でしたね。

私は忙しなく東京から名古屋までくるくるしてました。

 

金曜日(祝日)の話、急に家族から電話がかかってきました。

「今、甲府に向かってるけど来ない⁉」

時刻は午前11時半。寝ぼけながら、予定を確認します。

 

何にも予定が無かったので、いくよーと返事をしてすぐに準備。

適当に用意をして、新宿駅へ。

新宿に到着したのは13:02、ちょうど二分前に松本行の「あずさ」が出てしまったので甲府までは13:30発の特急かいじ号。

 

今回は急だったので4両ある自由席に並びます。

13:20になると扉が開いて、みんな好きな席に座ります。

まずは窓側が埋まって、発車直前に乗る人は空いている通路側のみ。

 

ここからが難しいんですよね。

ほぼ通路側も埋まる程度の乗車率ならどこに座ってもいいんですが、

通路側が殆ど空いているときは座りずらい。

 

座る側としては、もうどこに座っても通路側なので

窓側の人の容貌を見て、できれば「まとも」そうな人の隣に座りたい。

※ここにおける「まとも」とは、座席に対して体格が小さかったり(隣に座っても窮屈ではない)、体臭が無さそう(長時間座っていられる)、荷物を座席に置いていない(すみません、と言わなくても座れる)、異性でないかどうか、などなど。

 

しかし、窓側に座っている側としては、

他に1人で2席占領している人もいるのに、自分だけ隣に座られたくはない。

という思考が働いてしまうんですよね。

 

つまり、既に座っている人がまともであればあるほど、

隣に座られる可能性が高くなり、損をすることになる、んです。

 

結局私の隣には誰も座ることなく、

(直前の人はデッキから近い空席のある通路側座席に座る人が多い)

終点の甲府までは快適に過ごせました。

 

ちなみになんとこの日の指定席は満席。

指定席は満席なのに、自由席はガラガラ(半分程度の空席率)という状況が生まれました。

 

 

ちなみに私がよく利用する新宿~塩尻の場合もっと葛藤が生まれます。

中央線特急の場合、需要の多さは新宿>甲府>松本となります。

つまり、新宿甲府間を利用する人が最も多く、甲府松本間は割と空いています。

 

この場合どういうことが起こるか。

需要の多い新宿~甲府間だけ指定席が満席であったり、

窓側だけ満席ということが起こるのです。

 

そうなると、諏訪や塩尻、松本まで利用したい私としては、

終点まで乗るのに、通路側しか座れない(甲府から隣の窓側に誰か来るかもしれない)という非常にストレスフルな状況が生まれます。

正直これは困るんですよね~、通路側だと、窓側に人が出入りするときに配慮しないといけないですし、おちおち寝ていられない。

ずっと終点まで乗るのに落ち着けないんですよ。

 

ちなみに窓側だけ満席の場合、2人で利用しようと思ったら、

通路を挟んだ通路側しか並びが取れない、という場合も生まれます。

 

それを解決するのは自由席。

30分前から並んでいれば、どこの席にも座れますし、2人連れでも並びで座れます。

その代わりにホームに並ばないといけなくて、座れない可能性もあるんですけど。

 

ちなみに松本発の上り特急ならば茅野あたりまでなら自由席は選び放題!

そして甲府からたくさん乗ってきます。

 

なんでこんなことを書くのかというと

来年3月から中央東線特急の全席指定席化が決まったから。

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全席指定席になると、行先に関わらずすべての座席が指定可能になるわけなので

甲府までで席が埋まってしまって乗れなかったり、通路側しか空いてなかったり、

自由席があれば並ぶ時間と引き換えに手に入れることのできた席(又は需要の関係で座りやすかった上り列車の自由席)が無くなってしまうわけで、松本方面まで行く長距離客が不便にならないかなあなんて考えています。

 

ちなみに私は並ぶのも、こういうこと考えるのもめんどくさいので指定席派です。

 

 

 でも、急な用事が入ったりするときは自由席を使います。

だから指定席派ではあるけど自由席も残しておいてほしい、と思うんですよね。

こんなこと考えるのは私だけなのかなあ。