高雄で一番楽しみにしていたのは英国領事館。
神戸や長崎のような港町高雄に残る洋館建築で、
おしゃれなアフタヌーンティーと共に夕方を過ごしてきました。
アクセス
英国領事館は高雄駅から見ると南西にあり、最寄り駅はMTRの西子湾駅もしくはトラムの哈瑪星駅です。
私は後者のトラムを利用しましたが、
さすがに駅から歩くのも疲れるのでタクシーに乗りました。
トラム駅前にタクシーも止まっていたのですが、なんとなく敬遠して、走っているタクシーに英国領事館まで行きたい!と話しかけたらすんなり乗れました。
英国領事館に行きたい、と伝えて降ろされたのは西側の赤印の場所(入口①;便宜上勝手につけました)でした。
ここから階段を上って英国領事館・官邸に行くことができます。
運賃は120元でした。
ちなみに駅から近い入口②(便宜上勝手につけました)は英国領事館側にあり、
アフタヌーンティーを楽しめるカフェは山の上の官邸にあるので、
駅から遠くとも①の方が便利かと思われます。
英国領事館・官邸へ
丘の下から上ってきてようやくたどり着くのが旧領事館邸。
1867年から1925年(昭和元年)まで英国領事館が置かれていたそう。
ちなみに丘の上にある建物は領事館の官邸。
バロック式の二階建てのレンガ建築。一階は資料館、二階がカフェになっています。
アフタヌーンティー
私たちのお目当ては「領事館英式下午茶」2人用で630元(2000円程度)。
三人でも飲み物を追加すれば食べることができます。ちなみに入場料は200元なんですがその中に50元分のバウチャーがついているので実質もう少し安くなります。
港町のおしゃれな場所でアフタヌーンティーが楽しめるなんて最高じゃないですか?
三段のティースタンドにお菓子・軽食がぎっしり!
ここは本当に台湾なのかと思うほど美味しいものでした。
ちなみにお茶もかなり拘ったものだそうで美味しかったです(語彙力)
実は初のアフタヌーンティーだったんで美味しい以外、正直覚えていません(笑)
外はテラス席になっていて、ここでも食べることができました。
私たち以外はみんなここで食べていて、迷ったんですが内装にも惹かれたので中で食べました(笑)
ここから見る夕日はかなり美しかった。
暑くなければテラスで夕日を見ながらアフタヌーンティーも悪くなさそう。
とても雰囲気の良い場所で大満足でした。
神戸や横浜、長崎もそうですが港町は早くから欧米文化が入ってきて、その時代の建築や文化が今も残っていて、心惹かれるものがあります。
台湾でいえば基隆や高雄、台南でしょうか。
外の景色
外にあるベンチから眺める高雄の風景。
帰りはに東側の出口から出るため英国領事館方向に向かいます。
長い古道を下っていきます。
領事館は博物館になっていましたが、
あいにく閉園時刻間近だったので眺めるだけにしました。
高雄の洋風スポットで楽しむアフタヌーンティー、ケーキやサンドイッチも美味しい上、
景色も良く、建物もハイカラでとても良い場所でした。日中は暑いので夕方前にやってきて、夕日を見ながら食べるのがいいのかな。
台湾と言うとノスタルジックさが押されていますが、実は多いのがこのような文化創造スポット。おすすめです。