- シベリア鉄道・寝台列車オケアン号でウラジオストクへ
- まずはハバロフスク駅へ。
- 車内 へのりこみます!
- ウェルカムフルーツ
- シャワートイレ付の個室
- 朝ごはん
- ウラジオストク到着
- ウラジオ駅舎が素晴らしい
シベリア鉄道・寝台列車オケアン号でウラジオストクへ
ハバロフスク19:50-ウラジオストク8:32 11636㍔(リュクス、一部屋)
ハバロフスクからウラジオストクまで寝台列車で移動をします。
料金は個室一部屋(トイレシャワー付)で17000円程度。
距離が800キロ近くある事を考えればかなり安価。
まずはハバロフスク駅へ。
かっこいい駅舎。
発車案内板。ウラジオストク行は上から四段目。
モスクワ時間で表示されています。(現在はローカルタイム表示に変更)
チケットはインターネットから予約してあったんですが、
紙の切符がほしかったので機械で受取り。
ホームへ。
長距離ターミナルの雰囲気。
車内 へのりこみます!
通路を抜けると
これが今日のお部屋。一等寝台車です。
めっちゃ豪華…ロシア鉄道20回目くらい
だけどこんなの初めて…
ウェルカムフルーツ
ウェルカムドリンク&お菓子&フルーツまであります。
豪華かよ…
発車してからも、オレンジジュースや紅茶を持ってきてくれたり至れり尽くせり。
ちなみに翌朝は朝食が付くらしく、メニューの確認もありました。
一人8500円くらいなのに最高すぎる…
ちなみに一両に5部屋くらいあってこの日は2部屋が空席。
余ったフルーツは車掌さんが食べてました。(笑)
ロシアっぽい。
紅茶を飲みながらぼーっと過ごしているとあっという間に夜。
ちなみにこの紅茶のコップ、車内販売で買えますよ。1060㍔。
私の家には3つくらいあります笑
列車に乗る予定のない人は骨董品屋やお土産屋さんでも買えます。
相場は骨董品屋だったら中古で600㍔、お土産屋さんは1500㍔くらいかな。
シャワートイレ付の個室
シャワー。トイレが向かい側にあります。
寝台状態にするとこんな感じ。
下段のベッドはセミダブルサイズ。子供連れで乗ってる人もいました。
シベリア鉄道に乗ってみたいけど、
さすがに相部屋や開放寝台はきついなーっていう方には
オケアン号のリュクスクラスをお勧めします。
完全個室&シャワートイレ付で快適に過ごせますよ!
朝ごはん
翌朝は七時前に朝ごはん。
出来立てを食堂車から運んできてくれます。VIP待遇だ…
チーズの盛り合わせor魚とブリヌイ(肉)orオムレツから選択できます。
もちろん紅茶付き。
さすがに朝からこの内容は重たかった…チーズとかこんなに食べないもん。
こんな感じで最高の寝台列車旅でした。
お金を積めばこんなにも良い鉄道旅行ができるのかと痛感。
いつもはロシア人と四人で相席、夜まで酒盛りみたいなのですからね…
ウラジオストク到着
ウラジオストクには時刻通り到着。
モスクワから9288㌔、シベリア鉄道の終点に到着しました。
なんとなく長崎っぽい風景。
ウラジオ駅舎が素晴らしい
到着したら、シベリア鉄道の記念碑で撮影する人が多いんですが、
素晴らしかったのはウラジオストク駅舎。
1912年にモスクワのヤロスラヴ駅を模して造られた駅舎。
外観も帝政ロシア調で素敵なんですが中も良い。
待合室。単なる待合ではなく天井画が美しい。
上側(北側)は赤の広場やクレムリンなどモスクワの風景
下側(南側)は船や駅舎などウラジオの風景
モスクワからウラジオまで結ぶシベリア鉄道を表す天井画。
最高では。
駅中カフェもおしゃれ。ピョートル大帝が描かれていますよ。
階段もいちいち彫刻が美しい。
鉄道に乗らなくても駅舎だけでも楽しめるウラジオストク駅。
到着して早々ウラジオの洗礼を受けてしまいました。(いい意味で)
オケアン号もウラジオストク駅もどちらも素晴らしく、
良い鉄道旅になりました。
オケアン号がここまで豪華だったのは想定外。
極東ロシア旅行を計画してる皆様、ハバロフスクはビザが必要になりますが、
シベリア鉄道のオケアン号は綺麗だし快適に過ごせるので、
「ソ連は遅れてる!」と臆することなく検討してみてください!