12月の半ばの話。
昨年2018年はふっこう割が頻発していて旅行者としては、お得に旅しやすい年でしたね。
私の故郷、岐阜県も西日本豪雨で被災をして、JRが不通になり飛騨地方はとりわけ甚大な影響を受けていました。
それもあって、私も一日本国民として被災地を応援したい!ということで北海道へ行ってきました。
北海道ふっこう割
今回予約した宿は「ホテル日の出岬」
紋別郡雄武町の日の出岬にある雄武町観光公社が運営している宿。
ちょうど楽天トラベルから「24000円以上の利用で12000円クーポン」
が出ていたのでそれを利用して予約をしました。
毛ガニ付き夕食プランで2人個室で27300円。
これに12000円のクーポンが適用されて15300円。
一人当たり7650円、これは安いですね。
ANA DISCOVER JAPAN運賃
利用したのはANA DISCOVER JAPAN運賃で紋別まで。
この運賃は全日空が外国サイトで発売している運賃。
30日前までの予約なら、三大都市圏からの北海道便は復興支援のために、
なんと片道50ドルから予約することができます。
通常片道2万程度する羽田紋別便が101ドル(11000円程度)で予約できました。
羽田からだと紋別、中標津、稚内あたりが需要も少なく高止まりしているのでお得に購入できます。
ただ、払い戻し、変更は不可なので注意が必要です。
↓詳細は
雄武町紋別空港利用促進助成金
ホテル日の出岬は紋別市内からバスで一時間ほど。正直便利な立地ではないのですが、わざわざ予約をしたのには理由があります。
それは助成金が出ること。紋別空港を利用して雄武町に宿泊するだけで、
なんと一万円の助成金が出るのです。
このような助成金は紋別周辺の自治体の多くが設定しているのですが、
そのほとんどは自治体内の在住者のみ。
しかし、雄武町と西興部村は道外在住者でも利用することができます。
雄武町の場合は、
①オホーツク紋別空港を利用し
②雄武町内に宿泊した
③道外在住者
が片道であれば5000円、往復であれば1万円助成を受けることができます。
しかも、ホテルの宿泊証明を押された申請書にANAのご搭場案内を添付するだけ。
今回の場合、100ドルの航空券に対して1万円の助成金を受けられるので
実質1000円で紋別に飛べてしまいます。
つまり、今回かかった費用は
航空券11000円+宿泊費7650円-助成金10000円=8650円でした。
一万円以下で温泉宿一泊二食付きに全日空往復は安すぎる…
ちなみにふっこう割が無くても、ホテル日の出岬は二食付き1万円程度です。
平成30年度雄武町オホーツク紋別空港利用促進助成事業について | 北海道雄武町
【追記】
帰宅翌々日に雄武町へ申請書類を東京より郵送。
2018年内に補助金助成決定通知が雄武町から郵送で来ました。
その後指定口座に1万円振り込まれていました。
西興部村の紋別空港利用助成制度
ちなみに近隣の西興部村でも道外在住者向けに助成制度が行われています。
ただ西興部村の場合、「ホテル森夢」の特別プランで予約をする必要があります。
このプランは通常プランより高めに設定してあるので、人によると思います。
助成額は1泊なら往復1万円、2泊なら2万円なのでホテル日の出岬のほうが割安感はあります。
まずは羽田から
羽田10:30-紋別12:15 ANA375便 50.64ドル
紋別行ANA375便に搭乗します。
ANA Wings運航便でした。
今回利用したのは非常口座席。
予約した段階ではANAのマイレージ会員のみが指定可能。
非常口以外は結構埋まっていたのですが、非常口は3人しか搭乗せず。
そのため快適でした。
北海道と言えど日本国内。わずか1時間半程度のフライトです。
オホーツクまで行くならこのまま樺太豊原まで行きたい~~~と一人思ってました。
紋別到着
氷点下6度の紋別空港に到着。
紋別空港は小さな空港なのでもちろんボーディングブリッジもなし。
寒空の下に放り出されます。滑走路なので風が強くてとっても寒かった…
南西諸島の離島空港のような小さなターミナル。
紋別空港からは無料連絡バスに乗って紋別市街地へ。
これに乗って紋別バスターミナル(旧紋別駅)まで
紋別市の観光案内を聞きながら15分くらいで市街地にある紋別ターミナルへ到着。
【連絡バスの時刻表↓】フライト時刻によって細かく変わるようです。
最果てオホーツクの紋別市街。
この日の東京は6度前後だったんですが、わずか2時間弱のフライトで雪に包まれた街。
極北の街に来たなあ…って感じ。最果て感が強いです。
お目当ての食事処は休みだったので、紋別駅前の勝山本店へ。
ここは駅前のお蕎麦屋さん。グーグルや食べログのレビューを見ているとかつ丼の評判が高かったのでかつ丼を注文。かつ丼セットで1150円。
雄武町へ
紋別からは北紋バスに乗って雄武町へ。
紋別13:57-ホテル日の出岬14:52 960円
昼下がりのオホーツク海を眺めながら雄武町に向かって北上。
幸せな午後。
ホテルに到着してから、すぐに近隣の日の出岬へ。
雪の道をたどって
日暮れのオホーツク海を眺めました。
ちなみにこの日の紋別の日の入りは15:50。東京よりも1時間近い早い日の入りでした。
気温は氷点下6度、つくづく日本は広いのだ、、、と感じました。
オホーツク海の向こうには樺太やカムチャツカがあり、
国境にいるのは貴重な体験。
続く。