世界地図を読みながら

地球を動き回ってないと落ち着かない日常

ひがし北海道フリーパスで北海道周遊してきた✈①【U25】

最近は貯めたJALのマイルで発行した特典航空券で国内をくるくる回っています。学生版JALカードnaviだと一区間3000マイルなので気軽に使えてしまいます。

 

それもこれも学割の恩恵。

高校時代からしばらくお世話になった学割もこの三月まで…

 

JRは乗車券が2割引きと結構大きいんですよね。卒業してしまったらスカイメイトくらいしか使えないかと思うと悲くなる毎日です。

 

さて、今日は一年ほど前の2017年の冬に北海道を若者割のフリーパスで周遊した話。

 

ひがし北海道フリーパス

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今回利用するのはこのきっぷ。「ひがし北海道フリーパス」

LCCのpeachかバニラエアの利用者のみが利用できる限定きっぷです。

5日間有効の特急自由席が乗り放題のフリーパスです。

 

 

 

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購入できるのは新千歳空港、釧路空港に到着した当日のみ。

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フリーエリアは札幌、新千歳空港を起点に道東方面が全線乗り放題になっています。

またこのきっぷの最も使いやすいところは特急列車の自由席が使えること!

JR北海道の長距離移動は特急中心なのでストレスなく移動できます。

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U25割ならなんと3500円引き

2017年秋からU25割が登場。通常15500円が25歳以下は12000円になります!

 

新千歳なら航空券は往復8000円程度で買えるので、

15500円というと航空券と比べるとかなり高いなあ…

と思ってしまいますが12000円なら安く感じる価格です。

ちなみに私はその「3500円」で北海道行きを決めたので、若者割としてはかなり効果が高いように思えます。

大学生にとって1万円ってのはなんとか出せる価格なんですよね。

15000円だと少し考えてしまいます。

 

ちなみにこのきっぷはバニラかpeach利用者のみ。北海道発着だと成田、関空しか飛んでいないので名古屋のLCC利用者が使えないのが痛いところ…

www.jrhokkaido.co.jp

 

しかし、2018年冬からはAIRDO利用者にも発売開始。

名古屋からでも使えるようになりました。

若者向けの当日空席利用運賃スカイメイトは9600円からなので併せて使えますね。

www.jrhokkaido.co.jp

 

ちなみに「ひがし北海道」だけでなく稚内まで行ける「きた北海道」も使いやすそう。

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「きた北海道フリーパス」は12000円、U25なら10000円です。

 

このきっぷを利用して、私はこのようなルートで周遊しました。

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新千歳空港⇀釧路⇀根室⇀釧路⇀網走⇀旭川⇀札幌⇀小樽⇀新千歳空港

のほぼ一筆書きルートを2泊3日で。

 

成田からバニラで

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早朝の成田空港から新千歳行に乗り込みます。セールで購入、片道4460円でした。

始発のアクセス特急に乗って6:12に到着したんですが眠いのなんの。

成田に朝6時に着くのって本当に大変です…

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成田7:25-新千歳9:15 JW903便 4460円

朝のフライトはいつも眠くて、爆睡してたらあっという間に新千歳。

一限と同じくらいの時間に千歳にいるなんてほんとに不思議。

大学には行けないけど千歳には行ける⁉

 

周遊旅初日

初日は新千歳空港から根室まで向かいます。

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JRのみどりの窓口でフリー切符を購入。搭乗券と免許証を提示しました。

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大谷選手(2017年現在)のラッピング電車で南千歳へ。

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新千歳空港10:45-南千歳10:48 快速エアポート

フリー切符の旅の始まりです。

 

帯広へ

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南千歳10:56-帯広13:10 スーパーとかち3号

南千歳では8分の接続で帯広行の特急列車「スーパーとかち号」に乗車。

平日でしたが午前の下り特急は自由席はそこそこの乗車率。

自由席でしたが普通に座れました。

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帯広までの間の日高山脈付近では積雪が、、、11月も末となると北海道は冬です。

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二時間の乗車で帯広に到着。

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終点です。

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次の特急までは一時間ほどあったのでお昼ごはん。

駅前の豚丼「ぱんちょう」へ

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頼んだのは豚丼「松」(900円)と味噌汁。

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駅前にあったので入ったお店だったんですが実は有名なお店らしく、

かなり美味しかったです。(根室で知り合いに並ばずに入れたの⁉と驚かれた…)

 

面白いのは豚丼は肉の数で少ない方から松竹梅の順になること。

なんでも梅ちゃんが長女だったので梅が一番上になったとか。

素敵なお店でした。

 

釧路へ根室へ

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帯広14:22-釧路15:56 スーパーおおぞら5号

釧路まではわずか一時間半。特急列車ってあっという間なんですねえ。

鈍行で北海道を旅していたころからは考えられない。

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ほとんどの乗客は帯広で降りてしまったので車内はまったりムード。

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釧路駅に到着した頃にはもう夕暮れの空。

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釧路駅舎は国鉄っぽくて道東に来たなあって思える渋さが最高です。

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20分の接続で根室行に乗り込みます。

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根室行はワンマン列車。ついに最果て感が出てきました。

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日が暮れた後の原野の中を走っていく時間。

2時間半かけて根室まで走ります。

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本土最東端のまち根室に到着。飛行機で釧路や中標津まで飛べば一瞬なんでしょうが、北海道の中央玄関口新千歳からはるばる来たので「最果て」にやってきた感が本当にします。ここは「境」の街。海の向こうはロシアが実効支配しています。

 

根室で宿泊したのは駅前の民宿えびすや。朝食付きで5400円。(この旅で一番高い)

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根室は国境の街だけあって宿はどこも高め。駅前で便利だったのでここに宿泊しました。少し古かったですが、ウェルカム毛ガニをくれたりホスピタリティがある良い宿でした。ちなみに予約は電話から。

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翌朝の朝ごはん。

goo.gl

 

夕食は知り合いの方と居酒屋で。

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刺身!

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ほっけ!

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いくら丼!

とこれまた最高な夜でした、、、

 

続く