久しぶりに岐阜へ行ってきた。
私は岐阜県民ながら東濃地方(新首都は東京から東濃へ)の人なので、岐阜(市)は縁遠くて、名古屋のことはそれなりに詳しいのに岐阜に行くことは少なかった。なんと五年ぶりくらいにじっくり岐阜(市)へ。
夜の岐阜駅
まずは土曜日、友人が遠方からやってきたので岐阜駅周辺で会った。
岐阜駅はJRと名鉄とあって両者は少し離れている。名鉄側で待ち合わせをして、しばらく街を歩いたら岐阜駅周辺から柳ケ瀬(岐阜で一番栄えていた繁華街)あたりはかなり栄えていて、驚いた。
そのまま適当に歩いてJR岐阜駅内の喫茶店でお茶をしてから、駅に隣接する岐阜シティ・タワー43の43階にある無料展望台から濃尾平野の夜景を眺めた。
夜景は金華山も見えたし、岐阜駅周辺、一宮のツインアーチ138、名古屋のビル群までしっかり見えて素晴らしかった。観光客が多くて落ち着いて見える雰囲気ではなかったけれど散歩終わりに見るには最高だった。
岐阜公園
日曜日、この日は夜から長良川競技場で行われるJ2 FC岐阜の試合を見ることにして、また別の友人が16時前に岐阜にやってきた。
試合開始は19時、三時間ほどあったので岐阜の観光地ぽいところへ行くことに。
まずは岐阜公園。岐阜の観光地といえばここ。岐阜の象徴ともいえる金華山を背後にして、かつて信長の居館のあった場所が公園になっている。
駐車場に車を止めて一番近くにあったのは日中友好公園。
ここは中国?と思うほど再現された庭園は杭州の西湖をモチーフにしたそう。
そもそも岐阜の地名は信長が中国の「岐山」から取った名前で、中国に縁のある地名。
次は金華山へ上ります。
金華山は標高315メートル、山頂には岐阜城があります。
登山するのはさすがに面倒なのでロープウェイに、往復1100円。
金華山&岐阜城
途中、大正天皇即位記念の三重塔を見ながらぐんぐん上へ。
三分くらいで到着。山頂駅近くにはリス園もあるけど、
もう閉まっていてそのまま岐阜城へ。乗り場から軽い登山道を数分歩きます。
岐阜城天守閣! 再建された天守閣だけど立派。
中は資料館になっていて、最上階は展望台に。
お城から眺める長良川、濃尾平野は本当にきれいだったけど風が強かった。(笑)
下っていく途中にはロープウェイ会社のやっている展望台も。
これなら城のぼらなくてもよかったじゃんと思ったら、次に来たカップルも同じことを言っていて笑った。
夕暮れの岐阜。西の空は赤く染まって滋賀県との県境の伊吹山も見える。
展望レストランで食事。(天下)トリ南蛮定食。天下布武の街を眺めて。
金華山からの夜景。ほれぼれするほど美しかった。右手に光っているのが長良川球場と競技場。ここへサッカーの試合を見に行きます。(開始50分前)
夜の長良
ロープウェイで下山し、サッカーが行われる競技場へ行く前に、
昔の風情が残る川原町を散策。
夜の川原町は幻想的だった。お店はあまりやってなくて、散策するだけだけどちょうどよい。
昨日は岐阜長良の川原町を歩いていたら素敵な団扇があってこれも即決。鵜飼模様がきれいな漆の団扇。 pic.twitter.com/AQfdEsVI1o
— Enamin (@enamin_travel) 2019年10月7日
鵜飼乗り場の前には岐阜団扇のお店があって鵜飼の絵柄の団扇が素敵で即買いしてしまった。岐阜は提灯が有名とは知ってたけど団扇も作っていたのか。
鵜飼の始まる長良川を渡って競技場へ。
サッカーのナイターを見ました。初めてFC岐阜見たけど盛り上がるスポーツは楽しい。
帰りは車を停めた岐阜公園まで長良川と金華山と岐阜城を眺めながら歩いて帰り、車で岐阜羽島駅へ友人を送ってそのまま帰宅。
ちなみに岐阜羽島駅は意外と便利で、岐阜県愛知県各地から車ですぐ行けるし、駐車場も安い。惜しむらくはのぞみが止まらないことだけど、車で名神高速直結の立地は何より強い。
久しぶりに岐阜を歩いた週末。たぶん岐阜の人は長良川、金華山、岐阜城の景色を誇りに思っていて、岐阜県民でも名古屋圏に属する私はあまり理解ができずにいたけれど、これは誇るべき岐阜の景色だなと思える場所にいくつも出会えて楽しかった。
一緒に歩いた友達は岐阜市から50キロくらいのところに住んでる他県民だったけど、岐阜市から100キロ離れた県民の自分の方が、なんだかんだ岐阜のことは詳しかったのが面白かった。
あまり注目されない岐阜だけど、名古屋に行ったついでに是非お越しください。結構楽しいです。