私はJALカードnaviを愛用している。きっかけはマイル好きな友達に大学時代はJALカードの方が貯まりやすいと聞いたことだったか、鶴丸の飛行機が好きだったか忘れてしまったけど、今はこのカードを頻繁に使っている。
三年前はマイルのことなんてさっぱりわからなかったけれど、今になってみればこれは本当に正しい選択だったと思っている。そして私は赤組派になった。
昔からJALが好きだった。
というのも住んでいた鹿児島空港はJASやJACの運航便が多くてそれに乗る機会が多かった(その後両社はJAL系列になった)わたしにはぴったりだった。
このカードの詳しい特典は陸マイラーの方々のほうがずっと詳しいのでそちらをご参照されたいが、大学生の私が声を大にしておすすめしたいのはフライトマイルと減額マイルだ。
私はこの特典のためにJALカードnaviを持っていると言っても過言でもない。
ちなみにマイルの貯め方は、カード決済だけだと特約店の利用でも100円で2マイル、1万円で200マイルしか貯まらないので、ポイントサイト等を活用している。(勿論ショッピングマイルも馬鹿にならないのでしっかり貯めている)
フライトマイル
まずはフライトマイルについて触れたい。
navi会員はツアープレミアム(通常2160円/年)に無料加入されるので
JAL便名のフライトに乗るだけで100%のマイルが必ず貯まる。
通常75%加算の国内線先得も必ず100%になる。(一部例外はある)
そして搭乗毎に10%のボーナス(運賃クラス×区間マイルの10%)
もつくので100%以上になる。
つまり先得の国内線羽田沖縄であれば、通常は738マイルだが
984マイル+74マイルの1058マイルが貯まる。
さらに毎年初回搭乗時には1000マイルが付与される。最高か。
国際線の場合さらに特典は美味しい。
通常30%しか加算されない国際線エコノミークラス運賃でも
同様に100%になるのだ。
これは東京成田からモスクワまでエコノミーVクラス運賃に乗った時のマイル付与内訳。区間マイル4664の50%が付与され、さらにボーナスマイルとして2332マイル付与されている。
内訳はこのようになる。
海外旅行ボーナス(留学)300マイル、搭乗ボーナス(10%)233マイル、ツアープレミアム2332マイル。
このボーナスによって通常の区間マイル4664マイルを上回る5197マイル(111%加算)が付与された。
このように国際線に乗るだけでこんなにもマイルをくれるのだ。天国かJAL国際線は。
ちなみにモスクワの前にはヘルシンキ~東京のエコノミーNクラス運賃(30%加算)で乗った時はこんな感じ。
区間マイル(5229マイルの30%)1569マイル+海外旅行ボーナス300マイル+搭乗10%ボーナス157マイルの2026マイル付与(38%)。
この場合JALのパッケージ運賃ではなくサプライスから購入したNクラスのため、ツアープレミアムの対象にならず100%貯まらなかった。
まぁヘルシンキ~東京~モスクワの往復運賃が94460円とこの時期にしては安かったので仕方ない。
とはいえANAと比べかなり貯まりやすいことは事実だ。
10万円程度の航空券で1万マイル以上貯まるのだから。
陸マイラー(ポイントサイト&多額決済)しづらい学生にとっては魅力的であろう。
同じ程度の価格で他の会社があっても、この特典ならJALを選ぶしかない。
減額マイル
そしてその貯めたマイルをどうやって使うか。それは減額マイルである。
JALはnavi会員に向けて減額マイルで特典航空券が取れるキャンペーンをやっている。
私がとりわけお勧めしたいのは国内線である。
【国内線】
なんと通常6000マイルからの国内線特典航空券が3000マイルでとれるのだ。
これはかなりお得であると思う。
モスクワに往復すれば1万マイル程度貯まるから3区間分に相当する。
つまりモスクワまでの10万円のチケットに国内線3区間(1区間1万円としても3万円)分のがついてくるのでモスクワまでが実質7万円になる…!
ただ注意が必要なのは繁忙期は期間から除外されていること。
それでもGW、夏休み、年末年始のみ。
大学生は自由に時間をコントロールできる能力を持っていて、
閑散期の平日に宿も安い時期に出かけるはずだろうから問題ないだろう。
ちなみに私はこの特典航空券を使って出雲に行ったり与論に行ったりしている。
この特典の素晴らしいところはJTA運航の宮古、石垣というほぼ国際線路線を除いてすべてのJAL路線(JAL、JTA、JAC、RAC)が利用できること。
普段なら高い離島路線(南西諸島路線)や地方路線(中国や九州、白浜)も利用できるのだ。
通常価格では手の出ない路線にも、前日まで空席があれば利用できる。
この航空券はどこでもドアに近い。
急に白浜でイルカが見たくなったら、与論で泳ぎたくなったら、予約をしてしまえば日本中JALに乗って優雅に旅ができるのだ。時間はあれどお金はない大学生の最大の味方ではないだろうか。
しかも、空席があれば+1000円でクラスJに+8000円でファーストクラスにアップグレードできる。神か。
※ちなみに、普通に航空券を買うと初回搭乗ボーナス(1000マイル)があるので閑散期の沖縄便とかを先得で9000円くらいで買ってしっかり2000マイル(区間マイル込み)貰っときましょう。
※JAL便が極端に少ない名古屋は少し使いづらい。コードシェアはしているけれど丸投げされたFDA路線やジェットスターは特典の対象ではない。JALのセントレア発は札幌、東京(羽田・成田)、那覇しかなくて散々。
【国際線】
ちなみに国際線も同様のキャンペーンをやっている。
往復のマイルが半額になるキャンペーン。北米であれば25000、ヨーロッパは27500。確かに安いが、最近高騰している燃油サーチャージを払わないといけない&キャンペーン実施時期は閑散期。新学期や冬が中心なのであまり旅に向いていない。
ちなみに2018年度は実施期間がかなり絞られて卒業旅行シーズンの2月はヨーロッパとモスクワ、ハワイしか設定されず使いづらかった。
来年度2019年度は昨年度同様これに加えて北米、オセアニアも復活している。
とはいえ卒業旅行には最適だと思う。
※私は北米に行くためにせっせとマイルをためていたが今年はJALの気まぐれによって設定されなかったので行くことができなかった。とはいえ寒いモスクワに行くわけにもいかず国内線に使う予定。
ちなみに来月のモスクワ行き
今年度の減額マイルの申し込みは2018年10/31までだったが特典航空券の制度変更により前日まで予約可能に変わったため今でも予約できる。(今年の卒業生は振り回され続けている)
往復2万マイルに税金、サーチャージ35340円が必要。
個人的には閑散期のモスクワに行くために2万マイルに3万5千払うくらいなら、普通にエコノミー運賃で10万円程度で買うかなあと思う。
同じ日程を105340円で購入可能。
navi会員なら前述のように少なくとも往復10394マイルが付与される。
まとめ
私はこのJALカードnaviを中心にBAマイルやデルタマイルを含めてマイルを貯めながらうまく使って旅をしてきた。このカードのおかげでJALの虜になってしまい、4月からはJALの策略通りJALESTの会員になる予定だ。ESTの特典も魅力的だけど本当はこのnaviをいつまでも持っていたい。
そんなカードである。私の友人のほとんどはマイルを貯めていない。でも、たまにJALカードnaviを持っている人に出会うと戦友に会ったような気分になる。
お互い頑張ってマイルをためて飛行機に乗ろうとしてるんだねと微笑ましくなる。
結構努力をしてマイルをためて、安い航空券や区間を探して飛行機に乗っているので多分友人たちが思うほどお金を使ってはいない。それなのに、飛行機=非日常の友達からするとお金持ちだと思われているらしい。それは歯がゆいけれど少し嬉しい。あなたも優雅なJALの旅をしてみませんか。
※これはJALカードnaviの提灯記事でもなく個人的に愛おしくて仕方ないJALカードnaviへの愛を語っただけです(笑)