こんにちは。
平成30年の大河ドラマは西郷どんでしたね。鹿児島県以外に住んでいる人は知らないと思いますが、鹿児島県内においては西郷隆盛は神のような存在で、県民のほとんどから尊敬されている気がします。一方大久保利通は…
今回は西郷が流されていた最南端の沖永良部島のお隣、与論島に行ったお話。
去年2017年の話であるのでご注意を。
与論ってどこ?
与論島は鹿児島県大島郡に属する島。
鹿児島からは南560㌔、沖縄からはわずか23㌔の場所にあります。
鹿児島県最南端なのでもはや沖縄本島の方が近いほぼ沖縄(笑)
考えてみればこのあたりは薩摩に支配されるまでは、
琉球王国だったので当たり前なんですが。
東京から行こうと思うと、鹿児島または那覇空港で飛行機の乗り継ぎ、
もしくは鹿児島から十数時間か那覇から5時間程度のフェリーに乗るか。
鹿児島から与論へのJAC便は片道2万程度しますし、那覇~与論のRACも片道1万程度、距離のわりに高いのでめっちゃ行きづらい…
私は
羽田~那覇(JAL便)スーパー先得で10090円、
那覇~与論はフェリー2810円、
与論~鹿児島~羽田はJALマイル2区間6000㍄(JALカードnavi減額)で予約しました。
マイルが使えれば安いんですがそうではないとかなり高くなるんですよね。
羽田からJALで
那覇到着
那覇空港到着後はモノレールで県庁前まで。近くに取った宿にチェックインします。
沖縄に来るのは修学旅行ぶり。
その時の行き便は全日空モヒカンジェットだったことをよく覚えています。
宿にチェックインしてからはまずは首里へ。
日の入りまで一時間ほどしか無かったで急いで向かいます。
まずは金城町へ。琉球時代から残る家並みを見てみたかったんです。とはいえ、百メートルくらいの間に石垣が残るくらいで少しがっかりでした(笑)
次に首里城の夜景。
たまたまインスタで見つけたこの景色がみたかったんですがなるほど絶景でした。
龍潭池付近の公園からとっているんですが、藪からハブが出てこないかめっちゃ怖かったです。
この日は国際通りでタコライスを夕食に。
私が初めてタコライスを食べたのは初めて与論を訪れた小学生のころ。
スーパーでそれを買って船で食べたんですが、まだ沖縄文化も本土に今ほど流入していなかったからか衝撃でした。それからタコライスが好きになってしまい…
今回は吉野家で食べようか迷ったんですが、発祥と言われるチャーリー多幸寿で。
久しぶりに那覇に来たのですが、
国際通りってこんなに台湾ぽかったっけってくらい台湾の街のようでした。
那覇から与論へ
早朝6時半前の那覇港。
与論方面鹿児島行きの航路はなんと朝7時発。そのために港の近くに宿をとっていました。早起きが苦手なのでとてもきつかった(笑)
切符売り場で与論までの乗船券を購入して船内へ。
特に予約はしていなかったんですが普通に乗れました。
私が買ったのは2等和室。切符には座席が指定されていて指定された区画に座ります。
しかし、前夜から亜熱帯の気候に苦しんでいた私は、体調が悪い中、狭い空間にいるのは耐えられないと判断。500円課金して寝台にアップグレード。
下段寝台で寝ること5時間。何とか体調も持ち直してきたころに与論到着。
与論到着
与論港に到着。私は小学二年生のころ与論に来ていて、その時はこの港から沖永良部に向かったので懐かしく感じました。家族旅行の思い出って優しくて懐かしい気持ちになります。
まずは宿のお迎えの車で宿へ。
宿は与論の中心部茶花地区にある旅館めぐみ荘。与論島の宿は全般的に高くて、
六畳間のこの宿も一泊4500円しました。
宿の近くの南国レンタカーで自転車を借りて(2日48時間で2300円でした)
島内をサイクリングします。
与論島は沖縄のように観光化されていなくて、昔の島が残っているような感じを受けました。昔、と言っても昭和の頃で、そのころから変わっていない(古い)建物や道路が多くありました。交付金の支給される沖縄と支給されない奄美群島(鹿児島県)。
さっきまで那覇にいただけにそのようなことを感じました。
与論島では観光協会でパナウル王国のパスポートを400円で購入。
これがあると島内各所で割引を受けられます。
この日は百合が浜に渡りましたが天気は微妙。
夕方にはスコールに降られてびしょびしょになりながら帰宿。
でも暑いのですぐ服も乾いちゃうんですね。
そんな感じで与論初日はおしまい。